マイナス金利解除で住宅ローンへの影響は?

【1】住宅ローン金利は一気には上がらないが、じわじわ上がる

あくまで僕の予想ですが、マイナス金利解除で、住宅ローンの金利がポーンと一気に上がってしまうことはないと考えています。で、数年経った時に借りていない人は「上がったねって」と他人事、借りている人は「あれれ・・!」という事になるんだろうなと思うんです。というのも一般的に変動金利は6か月毎に金利見直しですが、返済額に反映されるのは5年毎です。(一部のネット銀行を除けばほぼこれです。)

借りたタイミングによりますが下手すると5年後まで上がったことに気づかない人いるかもです。
だから、メディアの見出しほど右往左往はないと思いますが、より金利の低い銀行への借り換えが進むのではないでしょうか。
去年、おととしくらいから銀行が借り換えキャンペーンをしているのを見かけます。他行から切り替えると0.5%優遇しますみたいな。そういった流れに金利上昇で、今後、ますます銀行の選別が進むと考えています。メガバンクは調達力、ネット銀行はアイデアとコスト、地銀、信金、農協は?銀行の生き残りサバイバルの幕開けかも。

【2】金利が上がると、株価は下がる

岸田政権が新nisaで、投資枠が増えたり期間がなくなったりしたことで一般の人の投資へのハードルが下がりました。これが日経平均を上げた要因の一つというのも事実だと思うんですよ。安倍政権が日銀を巻き込んでまでした金融緩和、ゼロ金利政策でもやりきれなかった、最後のピースを岸田政権が埋めた感じかなと思っています。
日経平均が連日上がったことで、経済の成長を実感した企業が内部留保を崩して、給料、賃金を上げる。給料が上がることで消費意欲あがり、消費が進むことで景気を上げるという仕組みです。もちろんこれだけではないですけど。
本来、金利が上がると、株価は下がるのは鉄則。(30数年前の日本のバブル崩壊や、ここ2~3年のアメリカの利上げもそう)
もしかしたら株価が下がるかもしれません。

金利が上がれば株価は下がり、債券価格は上がる。円高は日本株価上昇要因。円安は輸出企業の株価上昇要因などなど。そんなセオリーを知った上で投資もしていくというのが大事です。

そういう大原則なんかもちゃんと知っていて欲しいです。
株価は一時的には今がピークかもしれないけど、今後下がったとしても、それは長い目で見て、通過点として捉えてほしいです。
最近、みんながニーサが良いというから始めてみたという方も多いと思うんです。
でも、「なんでもいいから預けとけばいい」っていう時代ではないです。株や債券は、上がるときもあれば下がるときもあります。個別の商品の性格をちゃんと知ってほしいです。今のところは何を買ってもあがるんでしょうけどね。

【3】情報をきちんと自分に適したものを整理する

『株価は景気の先行きを映す鏡』

投資家は3か月先を見越してトレードしているわけです。

だから皆さん、新聞(経済記事、国際記事)をちゃんと読んでください(笑)

SNSでの情報に流されてはだめです。人それぞれポジションが違うので、自分に当てはまらない情報も多いです。金利が上がってきたけど、 「上昇を回避する方法見つけた」みたいなSNSが増えるかもしれません。でも、家族構成だったり、年収だったり、ライフスタイルだったりが合っていないとあまり意味がないです。手にした情報を整理し自分に適した内容か判断することが大切です。

迷ったら、ちゃんとプロに相談するのが近道だと思っています。