こんにちは
見に来てくださってありがとうございます。ここを訪れていただいたのも何かのご縁ですね。三重お金と住まいの相談室の小林義幸と申します。
人生100年時代、この三重県で暮らしていくには持ち家と車は必需品。しかし、どちらも現金で気軽に買えるわけではございません。常にローンつまり借金がついて回ります。特に家は大多数の人がローンを組みます。そのローンを無理なく返しながら今まで通り何ら変わらぬ生活をしていただきたい。そのお手伝いをしたいと考えているファイナンシャル・プランナーです。
1965年7月生まれ 四日市市生まれ四日市育ち。行動心理学によるとタスク志向、つまり数字が大好きらしいです。
私はファイナンシャル・プランナー(以下略称FP)業界では少数派のフィー(相談料)型スタイルで活動しています。つまりお客さんから相談料を頂いて生計を立てています。多くのFP資格者が無料相談をすることができるのは、“何か”を売る立場(手数料を貰う)で相談を受けていることに他なりません。それは相談者にとって中立であるとは言えません。
FP業界では圧倒的に無料相談で“売るものが決まっている”という人が多い中、フィーを貰い中立なアドバイスをすることよって顧客利益を100%守る。これがFP業としての本分だと思っています。このフィー貰って生計を立てることは私がFPとしてのチャレンジであり起業した理由の一つでもあります。
FP先進国のアメリカでは、家を買う時や資産運用の相談をする時にFPにフィー(相談料)を支払うことは一般的です。しかし残念ながら日本ではまだその文化が根付いていません。無料相談が一般的な日本では、その相談の後に物を売る(手数料が発生する)事を前提に相談が進められるものが大半です。その結果、本来必要のないもの・ベストではないものを買うことになったり、場合によっては押し売りされたりとトラブルが発生するケースとなり金融庁や消費者庁への相談が後を絶ちません。つまり、それは消費者であるみなさんがお金を失ってしまっている事に他なりません。私は公正で中立なファイナンシャル・プランナーが増えてほしいという思いもあり、十数年前より、ファイナンシャル・プランナーズ協会の幹事として金融リテラシーの啓蒙等にも取り組んでいます。それがみなさんの正しいお金の使い方や貯め方につながることで豊かな生活を送っていただけると信じています。
私の経歴
私が大学を卒業したころはいわゆるバブル時代が幕を開けようとしていたころでした。地元信用委金庫に就職したのですが当時は人見知りだったこともあり、渉外業務(営業)は得意ではなかったです。それでも何年か後、住宅ローンの借り換え相談をたくさん受けたことから融資相談が得意になりました。今の私の原点かもしれません。その後、FP資格を取得したことから、もっとその資格を活かしたいと思い外資系生命保険会社に転職しました。
その後は保険代理店店長、住宅ローン会社の店長と保険販売を主体に7年近く身を置いてきました。この間にセミナー講師や大学でFP口座の講師などいろいろ経験を積ませてもらえました。ただ、仕事としてはかなり忙しく時間に追われる日々が続いていました。
この時にリーマンショックが起こります。店舗の撤退や従業員の解雇など会社存続のための整理をさせられ、最後は自分も退職することになりました。この時に地元の建築会社に声をかけていただき営業職として住宅の知識を身に着ける経験を10年させていただいたのです。
起業したきっかけ
ファイナンシャル・プランナー(AFP)の資格は1,999年。上級資格(CFP)は2001年に取得しています。
信用金庫を退職して保険会社に転職した時は10年後に保険代理店で起業しようと考えていました。当時はライフプランをちゃんと提案するには保険を知ることと思っていましたし、「人生の中でいろいろ起こるリスクをいかにコントロールできるか」そのお手伝いをする。その考えはこの仕事も同じです。
ただ、保険会社に勤務していた時に病気を患ったり、リーマンショックがあったりと、病気リスク、経済リスク等身をもって体験した事で少し独立する事に臆病になっていました。その時に誘われたのが地元の工務店でした。住宅ローンの知識を買われて営業として採用されたものの、形あるもの(造る)を販売する営業は初めてのチャレンジでした。用語も判らず、図面も見方がわからないからのスタートで毎日が勉強でした。その苦労もあって住宅建築の知識とライフプランの結びつけられるようになりました。正直、お客様のライフプランつくりに迷いがなくなりました。この経験は大きく、起業するための原動力になりました。
それでも、売り手の立場には変わりありません。この人にとってこの金額のローンの返済は難しい、自社には合わないと思っても断れば他社に行ってしまう。お客様の膨らんだ希望にはかないません。でも、破綻への一歩かもしれない。この葛藤が度々ありました。
4社で29年も営業職をしてきました。FP資格を取得してからでも19年です。この間どんなに中立的な事を言っても、また中立的なスタンスだったとしても売り手の立場には変わりありませんでした。
やはり自分で起業してフィー(相談料)で食べていけるFPを目指そうと決めた次第です。
残念ながら、三重県には中立な第三者の立場に立って相談を受けるファイナンシャル・プランナーはまだ少ないのが現状です。まして、住宅建築の話とローン、ライフプランの話を同時にできる人はほぼいないでしょう。
私は2002年から日本FP協会三重支部の幹事を務める傍ら、協会の無料相談員も15年以上携わってきました。四日市市、津市を中心に1開催で5~10組くらい相談を手分けして受けるのですが、その中に必ず住宅に関する相談が2組以上入っています。しかし残念なことに1組50分が限度。大まかな話に尽きてしまいます。みなさんその先が聞きたいと思うのは当然でしょう。何千万という大金をつぎ込むのですから。
住宅建築の一番怖いところは、打ち合わせする期間が長い事、そして決めていく物事が多岐にわたること、金銭感覚がおかしくなる、毎日毎日何十万、なん百万という金額を提示されれば間隔が狂うのは当たり前です。さらに初めて聞く建築用語や法律用語が飛び交います。正直、それでまともな感覚を保てる方がおかしいと思います。
だからこそ、第3社の目で中立な立場で冷静に見極める必要があります。
人生、家を手に入れる事がゴールではありません。そのあとも生活は続いていきます。お子様を育てたり自身の老後にも備える必要があります。家の建築にすべてを注ぎ込むのは危険なのです。
出会った人すべての人生が楽しく送れるようなプランニングをしていきます。
資格
サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー(日本FP協会)
1級FP技能士
住宅ローンアドバイザー
スカラシップアドバイザー(日本学生支援機構)
実務経験
・銀行業務(住宅金融公庫取扱、個人融資、企業融資、投資信託販売、生命保険販売)
・保険営業(相続相談、生命保険募集、損害保険販売)
・FP取得講座講師
・住宅ローン販売(フラット35、その他住宅ローン)
・住宅販売(土地探し、建築プランニング、不動産売買仲介、住宅取得資金計画立案、債務整理相談)