ぜひ現場見学会に行って、等身大な家を体感してください

相談者 / 30代の共働きのご夫婦
家族構成 /  ご夫婦のみ
現在、賃貸アパート住まい

そろそろ家をどうするか考え始めたいというご相談でした。

最近の住宅事情は

コロナ禍になりウッドショックやスチールショック等か起こり住宅の価格が上がりましたよね。3年経ってどうなったかというと、ウッドショックが落ち着いた感じです。
でも住宅の価格は上がったままですね。
ウッドショックの時に仕入れた木材が日本国内でまだ在庫があるからだと思います。
もうしばらく木材の価格はこのままではないかという予想です。

もう一つ、給湯器や高機能トイレ、食洗器などの納期が大幅に遅くなっています。これは半導体不足。汎用の半導体は住宅業界だけでなく自動車やその他業界を超えた世界規模での奪い合いになっています。

住宅の価格の裏側

最近の傾向として、ハウスメーカーがお薦めしてくる住宅プランが4坪くらい小さくなってきている感じがします。
平均32坪105平米 3LDK
和室がないプランが多いです。その代わり、リビングを広くしています。
回遊式のプランを採用して廊下の面積も減らします。
1階を狭くするとだいたい2階も小さくなります。

原材料費は1.5倍~2倍になる中2割くらいの上昇幅です。それで価格を抑え込んでいる感じ。

住宅展示場ではなく現場見学会に行ってほしいです。

ハウスメーカーがここ数年、見せ方を変えてきている印象です。
モデルハウスと現実の家は違います。
モデルハウスはコンセプト住宅です。この中の一部を切り取って現実の家に再現させます。と、はっきりお客様に伝えています。

モデルハウスはあくまでイメージなので等身大の実際の現場見学会を見てほしいです。
かといって、モデルハウスを見る必要がないかというとそうでもない。
質感や手触りはモデルハウスで確認することはとても大事です。写真だけではわかりません。
モデルハウス、現場見学の両方で見る事が大事です。

60坪の土地に実際に立った家が見られる事は大きなメリットです。
最近は特に、全部オーダー住宅よりも、基本の間取りから少し変えることもできるセミオーダー的な住宅が多くなってきている傾向です。基本プランを何パターンか決めることによって価格を抑えているという側面もあります。

ぜひ現場見学会に行って、等身大な家を体感してください。