為替が気になる今、投資って必要なの?
最近、円安の話題がすごいですよね。スーパーで買い物をしても、ガソリンを入れても「あれ?また値上がりした?」って感じることが増えてきました。
「このままじゃ、手持ちのお金の価値が目減りしていくんじゃないか…」って不安になりますよね。
今回は、そんな円安の時代に私たちができることについて、僕なりの考えをお話ししたいと思います。
【1】円安って、実は私たちの生活のあらゆるところに影響してるんです
実は、日本って輸入品への依存度がとても高いんです。だから、円安になると生活のあちこちで値上がりが起きてしまいます。
例えば、ガソリン。これは分かりやすい例ですよね。車を持っている人なら、最近の給油代の高さに「うっ」となった経験があるんじゃないでしょうか。
でも、実はもっと身近なところにも為替の影響が忍び込んでいるんです。例えば、松阪牛。「え?国産じゃないの?」って思われるかもしれませんが、実は餌の8割が輸入なんです。醤油や味噌に使う大豆だって、実はほとんどが輸入品。「国産」って書いてあっても、原料は輸入に頼っているケースが多いんです。
正直に言うと、為替を完全に気にしない生活って、アメリカに移住して全部ドルで生活するしかないんです(笑)でも、それは現実的じゃないですよね。
【2】外貨建て資産って、実はリスク分散の強い味方になる
円だけで資産を持っていると、円安の影響をモロに受けちゃうんです。そこで注目したいのが、ドル建ての資産。
面白い例を一つ。ある芸能人が800,000ドル(当時1億円くらい)をドル建てで持っていて、その利息で若手を毎日飲みに連れて行ってたんだとか。これって実は賢いやり方なんです。なぜかというと、ドルで資産を持っていれば、円安になっても資産価値が保たれるんですよね。
それと、アメリカの株って、実は一株から買えるんです。AppleやNVIDIAなんかは最近株式分割して、今すごく買いやすい価格になってます。しかも、アメリカの企業って株主を大事にするので、配当金が高いことも多いんです。
この配当金もドルでもらえるから、為替を気にしなくていいんですよ。基本的に、投資したお金は使わないって前提で考えれば、最後までドルで持っていれば為替は気にしなくていい。
ちなみに、ドルって世界の外貨準備の6割を占める通貨なんです。だから、リスク分散の手段として使いやすいんですよ。
【3】投資を始めるなら、こんなことに気をつけて
でも、投資ってやみくもにやるのは危険です。僕がお勧めするのは、こんな考え方です。
1.焦って一気に投資しない
淡々と毎月100ドルとか、少額でコツコツ積み立てるのをおすすめしています。一度に大きな額を投資すると、相場が下がった時に焦って売っちゃいがちなんです。
2.長い目で見る
投資は、短期的な変動に一喜一憂せず、長期で見ていくのが大事です。
日本の有名企業で構成される「日経平均」やアメリカの有名企業で構成される「S&P500」などのインデックス投資って、統計的に見ると長期的なパフォーマンスが一番いいんです。
投資したお金は基本的に使わない!と考えておくのがおすすめ。
3.分散投資を心がける
株式だけじゃなく、債券や外貨預金なども組み合わせていくといいですね。リスクを分散させる意味でも大切です。
SBI証券とかのドル建て口座を使えば、為替の影響も減らせます。外貨建ての投資信託なんかも、為替リスクを減らす方法の一つです。
【4】大切なのは自分に合った方法を見つけること
為替のリスクって、完全になくすことはできません。でも、うまく付き合っていく方法はあるんです。
一番大切なのは、自分の生活スタイルに合った投資方法を見つけること。
SNSとかで「これがいい!」って情報が流れてきても、それが自分に合っているとは限りませんからね。
投資は、あくまでも生活の一部。使わないお金で、じっくり育てていく。そんな意識を持つことをお勧めします。
焦らず、コツコツと。それが将来の不安を減らす一番の方法だと思います。