教育、住宅、老後のお金、どう準備する?~賢い資金計画のコツ~

今回は子育て世代の皆さんが頭を悩ませがちな、あの【お金の話】です。
「子どもの教育のため」
「マイホームのため」
「老後のため」
…色々なことにお金を使いたいけど、どうバランスを取ればいいの?って感じですよね。僕なりの考えをお話ししますね。

【1】その目標、ちょっと待って!期間で考えよう

まず大切なのは、それぞれの目標にかかる時間をしっかり考えることです。
例えば、小学1年生の子どもの中学受験と、30歳の方の老後資金。どっちが急ぐか、わかりますよね?
そう、中学受験の方がずっと近いんです。

だから、目標ごとに「いつまでに」「いくら必要か」をはっきりさせましょう。そうすれば、貯金するべきか投資するべきか、自然と見えてくるんですよ。これ、超大事です!

【2】近い未来のお金は、コツコツ積み立て

教育資金って、意外と時間がないんです。小学1年生から大学資金を貯めるなら、たった10年しかありません。あっという間ですよね。

私立大学に行かせたいなら、通学の場合で大学4年間で約600万円かかるって言われてます。月5万円くらい貯めないといけないかも。ちょっと焦りますよね(笑)

「すぐに投資始めないと大学資金に間に合わない!」って思う方もいるかもしれませんが、ちょっと待って!
10年や15年以内に必要なお金なら、安全第一で考えましょう。元本保証の商品を使って、コツコツ積み立てるのがおすすめです。

利息は付かなくてもいいんです。元本が保証されていて、積み立てられる環境を作るのが大事。

低解約返戻金型終身保険なんかも一つの手かもしれません。保険としても機能するので、親が万が一のときに受け取る死亡保険金を教育資金にあてることもできるんです。なかなか賢い方法ですよね。

【3】遠い未来のお金は、時間を味方につけよう

老後資金というと少し前に「老後2,000万円問題」で話題になりました。貯める金額が大きいんですが、焦る必要はありません。なぜって?時間がたっぷりあるからです。

長い時間をかければ、投資のリスクは減っていくんです。これ、ちゃんと統計で証明されているんですよ。だから、15年以上先のお金なら、iDeCoやNISAを使って投資してみるのもいいかもしれません。

特にiDeCoは老後資金にぴったり。でも、無理のない範囲で始めるのがポイントです。
iDeCoは60歳まで原則引き出せないから、「ちょっと頑張ろうかな!」という金額でなく、頑張らなくても積み立てられる金額でした方がいいんです。

例えばご主人さんが病気で仕事ができなくなって、預金を取り崩さなダメな時に、iDeCoは解約して引き出せません。だから、「現役世代では引き出せなくても大丈夫!」と思える金額でやってください。
「気づかないうちに貯まってた!」くらいの感覚で続けられる金額がベストですね。

「ちょっと頑張ろうかな!」というお金は、NISAを利用して運用していくというイメージで。

【4】無理は禁物!楽しく続けるのが一番

最後に大事なのは、無理をしないこと。投資するにしても、価格が変動して「ドキドキする!」なんてことがない金額でしましょう。

特にiDeCoは、「引き落としされてるの忘れてた~」くらいの感覚で続けるのが理想的。人生に何が起こるかわからないですからね。
「年金の足しになったらラッキー!」
「運用がうまくいったら世界一周旅行でもしちゃおうかな」
くらいの気持ちで。
自分のペースで、楽しみながら準備していきましょう。

お金の話って難しく感じがちですが、こうやって整理すると意外とシンプルですよね。みなさんも、自分の状況に合わせて、楽しみながら資金計画を立ててみてください。きっと将来の自分に感謝されますよ!