「家を建てたい!」そう思った時にまずしてほしいこと3つ!

1.一度は見学会や展示場に行ってほしい

最近は、展示場に足を運ぶ人が減っている印象です。
バーチャルで展示場が見られるシステムなどの普及もあると思いますが
空気感や材質の確認などは実際に行ってみないと、体験体感できないので、一度は見学会ゃ展示場に行っていただきたいです。

特に、完成見学会は実際に施主が予算の中で一生懸命に考えて建てた家なので、施主の色々なアイデアが詰まっています。
参考になる間取りがあったり、
自分たちは気づかなかったポイントがあったり、
そんなにいいアイデアだとは思っていなかったことが、見学会で実際使ってみると、意外と便利だなという部分があったり…

逆に実際体感することによって、「これってどうなの?」「必要???」というポイントがあったりもします。

事前に、どこを見るか考えておくといいと思います。
良い点、良くない点、色々な気づきがあるのは注文住宅の面白い所ですね。

2.お金の計算は絶対してほしい

今は少なくなってきましたが、「自己資金ゼロで家が建ちます」に騙されてはいけません。
頭金がゼロの状態で、「家が欲しい、買いたい!!!」というのは、自分の欲望が全開の状態で我慢できない証拠です。

頭金は貯めて欲しいと思います。
いくら貯めてほしいというのではなく、「貯めたという事実=お金が返せる」ということになるからです。
月々5万ためているということは月々5万返せるいうことと同じです。

「貯蓄があっても出したくないから、家を全額ローンで支払う」というのはありだと思います。
貯金ゼロで全額ローンは、ありえないです。
お施主様が何かあったときに家族が半年から1年は最低は生活できるという資金は確保しておいた方が良いです。

3.家を買いたいと思った動機・目的を明確にしたほうがいい

子どもが大きくなって、部屋が狭い
小学校に入学するから、希望の学区に家が欲しい
など、色々な動機があると思います。

「SNSで見たから、ただ何となく欲しい」では、多額なローンを組んだ後のライフプランが不安定になる気がします。
家に対する気持ちが少なくなった時に、「なんで家を買ってしまったんだろう」と後悔してしまうと思うのです。

そして、家づくりしている時、当然予算が決まっている中で、動機・目的が明確じゃないと「とりあえず」が多くなるんです。
「とりあえず収納増やしておこう」
「とりあえず部屋増やしておこう」
「とりあえず設備入れておこう」
これ全部、お金の話になってきます。
それでなくても決めることが多く、せかされてしまうから「とりあえず」が多くなってしまう…
無駄なところにお金を使ってしまうことになります。

必要のない所に予算をかけるより、自分のこだわりの部分に予算をかけたほうが良いですよね。
例えば毎日使うキッチンのグレードを上げるとか、、、

フルタイムの共働き、パートで働く、専業主婦と、、、これだけでも家事動線などが違ってきますよね。
子育て中の家と、子どもが自立した家と間取りが変わってきます。
15年、20年経つとさらにライフステージも変わってきます。
そんな時に家を買いたいと思った動機・目的が明確だと
「あの時、こういう目的で家を作ったから、今度はこうしよう」と転換しやすいと思うんです。

本当に「今」建てたいのか?
一度よく考えてみてください。