住宅ローンの【借りられるお金】と【返せるお金】は違います。

相談者 / 20代のご夫婦
家族構成 /  サラリーマンのご主人、専業主婦、1歳のお子さん

現在、賃貸アパート住まい

住宅ローンの【借りられるお金】と【返せるお金】は違います。

家づくりが現実的となって来たタイミングで
いよいよ自分がどれくらいのローンを組めるのか?

営業マンに言われるがまま、ご主人の源泉の書類を見せ
「〇千万円くらい借りられますよ」
と言われた金額をもとに家づくりをされる方が多いんです。

営業マンは、もっと借りられるから、もっと広い家にできますよと勧めてきます(笑)

なぜか返済額を家賃と同じくらいにしたいと考える人が多い。

住宅ローンの毎月の返済額を「今住んでいるアパートの家賃」を基準にしている人が多いんですけど、どうしてでしょうね?
今払えているから大丈夫と安心なんでしょうか。
アパートの家賃って、通勤通学に便利とか、家賃補助がこれくらいだからとか…で決めている人がほとんどです。
自分の収入を基準にして、家賃を決めている人って少ないですよね。


家賃を基準にしてしまうと、ローンの金額を抑えすぎになってしまう人もいらっしゃいます。そのために、欲しい家をあきらめてしまうこともあるんです。

夢をあきらめて、適当な家になってしまうと
寝るだけの家、ローンを返すだけの家になってしまうと、とてももったいないですよね。

適正な金額の住宅ローンを組んでほしいです。

『借りられるお金と返せるお金を知りませんか?』が僕の仕事の原点です。

サラリーマンは、営業の勧めのままに借りすぎ注意です。

【借りられるお金】は、源泉から自動的に計算できます。調べるのも難しいことではありません。
【返せるお金】は、ちゃんとライフプランをつくって、本当に返していけるのか数字を出します。なんとなくではなく、家計とこれからの暮らしを考えて根拠のある数字を出します。これがファイナンシャルプランナーの仕事です。

欲しい家が自分が思っていたより高いな、、、と思った時でも、どこを工夫したらお金が捻出できるかを提案します。

35年のローン返済を考える時に、長いスパンで計画して行ってほしいですね。