新築を買うか、中古を買ってリフォームするか?

相談者 / 40代の独身女性
家族構成 /  正社員
現在、賃貸アパート住まい

一生の住みかとして中古物件を購入し、リフォームする

今回お話をいただいたのは、マンション買おうと思っていたが予算や間取りが気に入ったものがなく探しているうちに、縁あって戸建て中古物件に巡り合ったという40代の女性です。

老後のことも見越して、一生の家にするかどうかの相談でした。大きな選択肢ですね。
それぞれ条件があるとは思いますが、どちらもアリだと思います。

可能なら、中古物件を購入する場合は住宅診断(ホームインスペクション)を

戸建ての中古物件といっても、築年数だけではなかなか状態がわかりません。
外からの見た目よりも、内部の構造、柱や床下などの状態がとても重要です。

中古物件を購入される場合はぜひ「住宅診断(ホームインスペクション)」をお薦めしています。
(売り主の許可が必要ですが、、、)
第三者のプロにどのような状態であるか診断してもらうサービスです。
もちろん費用もかかりますが、それだけの価値はあると思います。

今回の相談者の方にも、住宅診断(ホームインスペクション)を実施していただき問題が無いことがわかり、安心して購入していただきました。

リフォームとリノベーションの違い


最近、リフォームやリノベーションという言葉を聞くと思います。
簡単に言うと、

リフォームは間取りは大体そのままで、設備の入れ替えや壁紙、床材の張替えをすることです。古くなった部分を最初の状態に「戻す」こと。
リノベーションは、間取りから変えたもの。たとえば3DKを1LDKなどにすること。既存の建築物に改修を加え、価値を「高める」ことを表します。

リフォームゃリノベーションは、頻繁にできることではないですから、今後の長いスパンののライフスタイルを想像して考えなければなりません。やはりライフプランが重要になります。

購入時のリフォーム以外にも家のメンテナンスは必要です。
外壁や屋根の塗替えは15年くらいが目安とされています。紫外線に当たると塗装が劣化してくるからです。外壁塗装といっても、塗料や塗装回数で見積もり金額が違ってきます。
お薦めな業者は、前回も言いましたが「紹介」です(笑)

長いスパンでの住宅へのお金のかけ方など、気軽にご相談いただければと思っています。