住宅ローン審査に通らない理由とは?年収以外で見られる3つのチェックポイント

「年収はそこそこあるはずなのに、住宅ローンの審査に通らない…」
実はこういった相談は、意外と少なくありません。住宅ローン審査に通らない理由は、年収だけではないんです。
住宅ローン審査というと、「年収が高ければ有利」「安定した会社に勤めていれば大丈夫」と思われがちですよね。もちろん年収は重要な要素のひとつですが、住宅ローン審査では年収以外のポイントも細かくチェックされています。
「なぜあの人は住宅ローン審査に通って、自分は落ちてしまったのか?」
ここでは、住宅ローン審査に通らない理由やチェックされるポイントを解説します。
住宅ローン審査で最も重要な「個人信用情報」
住宅ローン審査でまず重視されるのが個人信用情報です。
簡単に言うと、「これまでお金をきちんと返してきた人かどうか」の記録です。
金融機関は信用情報機関に照会をかけ、過去2年間のクレジットカードやローンの契約状況、返済状況などを確認しています。
住宅ローン審査でよくチェックされるのは、次のようなポイントです。
ポイント1:クレジットカードの支払い履歴
クレジットカードの支払い状況は、住宅ローン審査で必ず確認されます。
特に注意したいのが
- 支払い遅延
- リボ払いの多用
- キャッシングの利用
などです。
例えば「残高不足で引き落としができなかった」というケースでも、回数が重なると住宅ローン審査ではマイナス評価になることがあります。
こうした支払い遅延が、住宅ローン審査に通らない理由になるケースは少なくありません。
ポイント2:スマホ代の分割払い
意外と見落とされがちなのがスマートフォン本体の分割払いです。
支払いが遅れるとローンの滞納と同じ扱いになり、その記録は支払いが終わったあとも約5年間残ると言われています。
「契約はもう終わっているから大丈夫」と思っていた支払い遅れが、住宅ローン審査に通らない理由になるケースもあります。
支払い遅延で意外と多いケース
1回遅れたことに気づかず、前月分の返済を今月分と勘違いしてずっと1回遅れで支払っている方がまれにいます。
この場合、延滞の記録が連続していることになります。例えば1年続いていた場合、連続12回の延滞となります。
滞納ではなく延滞、しかも翌月には一瞬解消されるためカードも電話も利用を止められることがないので気が付かないことが多いです。
ポイント3:奨学金の返還状況
奨学金も、住宅ローン審査ではチェックされるポイントです。
奨学金は教育費の支援制度ですが、仕組みとしてはローンの一種です。
滞りなく返済している間は個人信用情報には記録が出てこないので奨学金の利用は金融機関では知るすべが無いのですが、連続して2回滞納すると初めて記録が残される仕組みです。
また、住宅ローンを申し込んだ銀行と奨学金の返済口座が同じ銀行の場合、通帳の動きから奨学金の存在が分かるケースもあります。
銀行は「スコアリング(点数制)」で住宅ローン審査をしている
多くの金融機関では、住宅ローン審査をスコアリング(点数制)で行っています。
年収や勤務先、借り入れ状況などを点数化して、一定の基準を満たしていれば審査に通る仕組みです。
加点されやすいポイント
住宅ローン審査でプラス評価になりやすいのは、次のような条件です。
- 勤続年数が長い
- 上場企業や公的機関に勤務している
- 年収500万円以上
こうした条件は「安定した収入がある」と判断されやすいんですね。
頭金(自己資金)も評価ポイント
住宅ローン審査では、頭金(自己資金)も評価対象になります
頭金が10%、20%、30%と増えるほど、金融機関からの評価は高くなります。
自己資金が多いほど「計画的にお金を管理してきた人」と判断されるからです。
一方で、過去の支払い遅延などがあると一気に減点されるケースもあります。
年収が高くても、これが理由で住宅ローン審査に通らないケースは実際にあります。
住宅ローン審査に通らない理由になる「タイミング」のミス
住宅ローン審査は、通ったからといって安心できるわけではありません。
融資実行直前で住宅ローン審査に影響が出るケースもあります。
融資実行前の転職はNG
銀行は融資実行の直前に 在籍確認を行うことがあります。
そのタイミングで転職していることが分かると、住宅ローンが実行できなくなる可能性もあります。
住宅ローン審査中の高額な買い物
住宅ローン審査中に
- 車のローン
- 家具家電の分割払い
- リボ払い
などで借入が増えると、審査に影響することがあります。再チェックの際に借入額が増えていると、返済比率が変わってしまうからです。
「家を買う前に家具を揃えたい」という気持ちはよく分かるのですが、住宅ローンが実行されるまでは高額な買い物は控えた方が安心ですね。
まとめ:住宅ローン審査に通るためのポイント
住宅ローン審査に通る人と通らない人の違いは、大きくこの2つです。
- 過去の支払い履歴がきれいか(個人信用情報)
- 融資実行まで生活や借入状況を変えていないか
住宅ローン審査に通らない理由の多くは、個人信用情報や借入状況の変化にあります。
もし住宅ローン審査に不安がある場合は、
- 事前に個人信用情報を開示して確認する
- 信頼できるファイナンシャルプランナーに相談する
など、早めに準備をしておくことが大切です。
