60代夫婦の建て替え。築60年の家に耐震性が不安。

Q1:ハウスメーカーの耐震性能の違いを知りたい。各社から説明を聞いたが言っていることがバラバラで違いが解らない。

A1:耐震性能と言われるものは「家を壊れにくくする技術」、「住む人や家の中の財産を守る技術」この2つ技術のレベルがどこまで高いかになります。①「家を壊れにくくする技術」をあらわすものに住宅性能表示制度の品確法に沿って定められた「耐震等級」があります。揺れに対してどれだけ踏ん張れるかを3つの等級で表しています。
「住む人や家の中の財産を守る技術」は2つありいずれも「揺れ」をどのように扱うかで違いがあります。
②A「制振技術」は揺れを軽減する(逃がしたり、吸収したり)技術です。建物が揺れに対してどう対応するかの技術になります。
②B「免震技術」は揺れを建物にいかに伝えなくするかの技術です。要するに建物はほぼ揺れないということです。
①に関してはあくまでも任意ですから耐震等級がついていない場合でも同水準で作られる家もあります。また②③は各社の技術水準をPRする部分でもあったりもします。あとはコストの問題です。耐震等級を取るのもお金ですし、制振、免震技術もお金です。耐震等級は取得にお金かかりますが、火災保険の地震保険部分は等級に応じて割引があるので将来にわたってのコスト削減にはつながる場合もあります。

Q2:モデルハウスの見どころや、わかりやすく比較する方法を教えてほしい。

A2:まずは自分たち家族の好みを知ることです。スタイルも違えば使っている部材も違っています。ハウスメーカーなどはオリジナルなものを使っていたりするからです。今はネット上で検索すればいろいろ出てくるのでまずは家族で方向性を一致させることが大事しょう。あとは、住宅展示場や現場見学会に参加して実物を見る、体感することが大事です。ネット上で見たものと実物では感覚が違います。
よく坪単価という話が出ますが、単価ではなく総額で考えましょう。家としてはどんなに小さくても風呂やキッチンやトイレなど必要最低限の住宅設備は付いてきます。小さい家ほど単価は大きくなりがちです。また、ハウスメーカーなどは自動車と同じように家にもシリーズがあり、グレードがあります。一概にメーカーだから高いという一方的なイメージで入るのは自分たちの好みの家を逃すケースになりかねません。ネット上などで出ている噂を丸々信じず、自分の目で確かめる。これが肝心です。